融資担当
青木 誠也
三宮支店/係長(融資専担者)
2017年度入庫
経営学部 組織経営学科 卒
税理士など士業からの紹介も活用しながら課題を抱える中小企業経営者との出会いを創出。
融資に直結しなくても顧客の困りごとには全力で対応。さらなる信頼構築を図る。
客観的に経営状況を見つめて長所・短所を洗い出し、融資取り付けに何が必要かを提案。
入庫から3年間は福知山市内の店舗で後方事務や窓口、教育ローンなどの個人向けリテール営業を経験し、4年目から東灘支店に異動しました。私はここで初めて事業融資に携わったのですが、実は東灘支店は半年ほど前にオープンしたばかりの法人特化型店舗。既存顧客がいない新店は紹介案件を融資につなげていくのが常なのですが、これが一癖も二癖もある難案件が多く、実行までの道のりは簡単ではありません。私が任せてもらったお客さまも“コロナ禍・脱サラ・飲食店開業”というチャレンジングな状況で、第一印象は「難しいだろうな」というマイナスイメージからのスタートでした。
しかし、事業計画書を拝見すると “ジビエカフェ”の文字があり、当庫の地元丹波市ではジビエ=猪肉はポピュラー。なおかつジビエをメインとする業態は出店予定エリアではまだ珍しく、これはなかしんがお役に立てる案件だと確信しました。コロナ融資、つなぎ融資、運転資金の増資へと展開しながらカフェを軌道に乗せるお手伝いができた成功体験は今も忘れることはありません。現在は全店で4人しかいない融資専担者の1人として不動産案件を中心とする融資に携わっています。当庫が大規模案件の全額を融資することは少ないですが、あと一押しの融資でお力になれるのが私たちの強み。融資の可否を左右する的確な判断、迅速なレスポンスを信条に、中小企業経営者の最後の砦になれるよう頑張っています。
Q
入庫の決め手は?
A
なかしんに
親しみがあったから
当庫の本店所在地である丹波市出身のため、子どもの頃からお世話になった地元に貢献したいと考え、相互扶助を基本理念とする地域金融機関・中兵庫信用金庫を選びました。
Q
なかしんの
良いところは?
A
アットホームで
職員同士の仲が良い
他の信金より規模が小さくアットホーム。ほとんどの職員が顔見知りという親しみやすさの反面、若手のうちから挑戦できる環境があり、自由度高く働けるのが魅力です。
Q
一番嬉しかったことは?
A
地域に親しみ、
ご縁が広がること
地元商工会などのイベントに参加し、地域の方に顔と名前を覚えてもらうことでさらにご縁が広がるのがやりがい。ソフトボール大会などを通じた交流もあります。
顧客から常に頼られることが私の目標です。以前、業績不振に苦しむ経営者から相談があり、一から勉強してSNS販促を成功させることができました。融資云々ではなく、困っている顧客の力になれたことが素直にうれしかったです。
学歴に関わらず活躍できます!入庫前の学歴よりも、入庫後にどれだけ頑張っているか、真摯に顧客に向き合っているかを評価。伸びしろに期待して仕事を任せてもらえるため、若手のうちから幅広い経験が積めます。